5危機災難のことわざ

虎の髭を撫ぜる
禍は風、災難は飛ぶ
天は高く地は厚い
アンビル(鉄床)の上ハンマーの下
象を避けるのは恥ではない
カー河を避けても、バービー山にはまる
瓜の皮を避けて、ココナツの皮にあう
ウサギの網の場所を避けて、罠の道にはまる
この虎を避ければ、別の虎にはまる
虎を避けて、別の虎につかまる
足を足かせに入れる
穀物を積み衣服を備え
肉が砕け骨が折れ
虎の背に乗った状態
十死一生(じっしいっしょう)
王子といっしょの象を買う
火を消し灯りを消し
肝を失い魂が震え
災が舞い禍が風になる
鳥肌が立つ、毛が逆立つ
怖くれ魂をなくす
生きられない死ねない
雷が落ち天を割る
群れを失い、子牛が離れ
君子護身
柵を越えて太ももを撫でる
川を渡って桟橋に着く
福不重来 禍無単始
家にすき間あり、壁に耳あり
風前の灯火
千貫が髪の毛にかかる
胆が砕かれ魂が驚き
心配で手足が熱い
膝頭が曲がるくらい心配する
勅使で行くくらい心配
滝を登り急流を下る
丘が焼けたように叫ぶ
崇高な虎も危機になれば何もできない
魂はすべりおち、魄(たましい)は落ち
口を開けて咳を待つ
剣が首のそばに近い
大地が波打つ
大地が突然浮かび、とげと茨に
頭を虎の穴に入れる
危険を冒して、目を塞いで行く
頑強であってこそ風上に立てる
飛べたら天に上る
ねずみが棒の先に走る
大きな波を見ても櫂から手を離すな
寝ている虎のひげをなぜようと思うな。起きたらどうして生きていられるだろう
犬も生け垣を越える
死にそうな時は泡をもつかむ
死の元で杭をつかむ
医者を求め薬を求め
先生を求め専門家を求め
走り叫ぶ劉邦
毛が抜けるくらい走る
半生半死で走る
城が焼け、災禍に陥る
死ぬことを改めて生に返る
まな板の上の魚
包丁の下の魚
深い海、大きな波
虎のひげをなでる
髪の毛にぶら下がった千貫
コップのふちの蟻
大波を見ないで、ただ漕ぎなさい
竿の端のネズミ
おぼれる者は思わぬ杭をつかむ